小野ファームについて

小野ファームは、神奈川県第3位の規模を持つ牧場です。
平成13年度全国肉用共励会で優勝。全国肉用共励会において雌の枝肉の部門で、最優秀賞というのは、松阪牛や前沢牛など全国の有名銘柄牛が集まる中で、その年一番いい牛という称号です。

この一頭の牛の評価や、過去5年連続で農水大臣賞を受賞していることからも、小野ファーム全体のレベルの高さを伺えます。毎年、良い牛を育てられる理由は、牛の血統はもちろんですが牧場独自の「給餌」にあります。
鮮度のいい生のオカラ、ビール粕、天然の穀物、藁を場内で一晩ねかせ、よく発酵させるのです。発酵した餌は、牛のお腹にやさしく、消化を助けます。

また、近接する高級住宅街への配慮から、堆肥の処理には、特に神経を使いいつでも、牧場内は清潔で、牛にとってもよりよい環境を作っています。
小野ファームは肉の品質の高さで有名ですが、一方、使わなければ産業廃棄物になってしまう、オカラやビール粕などを家畜の飼料にしたり、堆肥を積極的に有機栽培農家に還元する牧場経営の姿勢も、全国から注目されております。
現在、牧場では肉牛約350頭、乳牛約50頭を飼育しています。